略 歴
■ 1982年4月-2019年3月
大学卒業後、市の管理栄養士として相談事業等に従事
■ 2019年4月-現在
フリーランスとして活動
■ 2020年4月-現在
短期大学非常勤講師(対象別栄養指導論・対象別栄養指導実習)
(私の仕事とやってきたこと)
埼玉県内の自治体で、管理栄養士として保健センター、児童福祉課などを経験。
保健センターでは、乳幼児の健診や保護者のかたへの講座、生活習慣病予防に関する相談や教室、健康づくり講座などの企画・運営のほか、栄養士、管理栄養士の臨時職員に向けた研修などを行いました。
児童福祉課では、食物アレルギーを含めた公立保育所の給食、園児(乳児、幼児、障害をもつお子さんなど)や職員(保育士、調理員)への食に関する支援、給食関連のマニュアル作りなどをさせて頂きました。また、私立保育園や小規模の保育室からのご相談も頂きました。
学生時代、「食べること」は、それぞれが育った家庭や地域での体験が詰まった、一人ひとりに固有でかけがえのないものなのに、『このように食べなさい』と上から目線の指導をするのは嫌だなーと生意気にも考えていました。そして、『自分で気づく』栄養指導をしたいと思ううちに、この『自分で気づく』ということが、仕事をしていくうえでの私のテーマになりました。
(フォーカシングとの出会いと活用)
当時、大学の管理栄養士養成課程にはカウンセリングなどの教科もなかったので、就職してから心理やカウンセリングの学習の場を求め、1992年にフォーカシングに出会いました。このとき長女は4歳、次女はまだ1歳半でした。
フォーカシングは、まだ言葉にならない身体で感じられる意味のある感覚(・・・例えば、仕事のことを考えると、胸を押されるような感覚を感じていることに気がついた・・・など)に焦点をあてて、心のメッセージを聴いていく心理療法です。
このエッセンスをさりげなく用いることは、相談業務はもちろんのこと、講座や教室に参加された方々が『自分で気づいていくプロセス』を推進し、サポートさせて頂く助けになりました。
また、フォーカシングを一緒に学んだ仲間と共に、フォーカシングを学びたい方々に向けてフォーカシングセミナーを開催してきました。このセミナーの内容を組み立てるために、たくさんのディスカッションをしたのは本当に楽しい時間でした。
セミナーを組み立てることも、仕事で講座を組み立てることも、参加された方が「自分で気づき変化していくプロセスを体験できる」ように、ワークや講義を組み立てていくのです。
(現在の私)
退職して、活動のフィールドと組織的な後ろ盾がなくなりました。
さてこれからどうして行こうかと考えていたとき、長女のお友達から離乳食の相談を受けました。
このとき、自分がどれだけ相談の仕事が好きだったのか、人が変化するところに立ち会うことがどれほどの喜びなのかに気がつきました。
そして、誰かが、よりその人らしく変化していくのに役立つ活動をしたいと思うようになりました。
現在はフリーランスとして、短大講師のほか、フォーカシングのエッセンスを取り入れた健康に関する相談や学習会、また、フォーカシングを学びたい方、ご自分や子どもとのより良い関係を築きたい方へのワークショップなどを行っています。
そして、新たに動画講座製作に挑戦しているところです。
保有資格
■ 管理栄養士
■ 産業カウンセラー
■ 国際フォーカシング研究所認定 フォーカシング・プロフェッショナル(トレーナー)
■ こどもフォーカシングトレーナー
社会活動
■ 2004年-現在
ABCフォーカシング・センター メンバー
■ 2019年-現在
ここから食サポ 代表
■ 2022年-現在
日本子どもフォーカシング・アソシエイツ(JCFA) 代表
実 績
■ 子育てや生活習慣病予防等の健康教育・相談、延べ2万人以上
■ フォーカシングワークショップ及びセッション、延べ300人以上